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一般人も歯が命。メタボと歯周病は実は仲がいい。

メタボと歯周病。関係がなさそうで実は深いつながりがある。

 

メタボリックシンドロームとは

おさらいもかねて。

メタボリックシンドロームとは

内臓脂肪型肥満(りんご型肥満)に加え、高血糖、高血圧、脂質異常などの動脈硬化の危険因子が2つ以上重なり合った状態をいい、心筋梗塞をはじめ心臓病のリスクが10倍~30倍に高まります。

つまり、太っているからメタボリックシンドローム(以下メタボ)ではなくて、以下の条件を二つ以上持っている事がメタボと呼ばれる基準になる。

判定基準

第一条件 おへその周りが男性85㎝以上、女性90㎝以上ある。

第二条件 健康診断等で高血糖、高血圧、脂質異常の3つのうち2つが引っかかっている。

 

歯周病とは

歯周病もよく聞く。

けれど、説明できないので専門家(資料:一般財団法人 日本口腔保健協会)に教えてもらおう。

歯周病は、歯肉や歯を支える骨などに炎症が起き、徐々に破壊されていく病気です。
歯と歯肉の境目に細菌が集まりバイオフィルムが形成されると、歯肉に炎症が起き歯周ポケットが形成されます。
ポケットの内部でバイオフルムが増殖すると、歯肉の炎症は拡大し、歯周ポケットがさらに深くなります。
最終的には、骨の吸収が始まり歯がグラグラして、歯を失うことになります。

つまり、歯周病は単なる虫歯とは違って、歯を支える根っこが病気になる事だ。

バイオフィルムとは細菌が集まったヌルヌルネバネバの事。

台所やお風呂の排水溝にたまるやつをイメージしてもらえば間違いない。

歯の根っこが駄目になれば、上に生えている歯がいかに丈夫であっても抜けてしまうのだ。

 

メタボと歯周病の相互関係

メタボの人は歯周病になりやすいという研究が出ている。

歯周病が糖尿病や動脈硬化と関係があることもわかっている。

 

糖尿病とは

糖尿病は、血液中のブドウ糖濃度が高い状態が続くことでからだ中の血管が傷つき、それによって末梢神経や腎臓、目の網膜など、さまざまな器官や臓器に異常が現れ、合併症を伴い死にいたる怖い病気

漢字で書くと尿の病気のように思えるけれど、血液の状態が悪いことで体全体を蝕む病気。血液と内臓を痛めるためあらゆる病気を発症させていく。

生活習慣の乱れ、食習慣の悪さ、特に糖質の摂りすぎによって糖尿病になる。

 

体の中をめぐる血管の中にドロドロの血液が流れているところをイメージしてみて。

流れにくい血液(高血糖・脂質異常)だから圧力を高くしないと流れない(高血圧)

メタボの第二条件がコレ。

 

歯周病とメタボの悪い関係

歯周病があると、インスリンの働きを邪魔をすることがわかってきた。

つまり歯周病が血糖コントロールを妨げ、糖尿病を悪化させると考えられている。

血糖コントロールを妨げるというのは、メタボの第二条件をより濃くすることと同じ。

歯周病がメタボを呼び、メタボが歯周病を呼ぶ悪循環。

悪い友達繋がりという事だ。

 

まとめ

歯周病は糖尿病の合併症

・口の中をきれいにすることはメタボの防止につながる。

・歯を磨くだけではケアしきれないので歯医者に行く習慣をもつこと

 

以上、一般人も歯が命。メタボと歯周病は実は仲がいい。

でした。