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噛む力が衰えてない?歯の話じゃなくて脱メタボの話

嚙む力が衰えたら?

男性で60kg、女性で40kgの噛む力があると言われる。

奥歯を一本失うだけで噛む力は半減するそうだ。

入れ歯では生来の歯の力に及ばないので、なるべく自分の歯を大事にしよう。

 

噛む力が衰えると困るのは、食べ物を噛めなくなる事だ。

噛むことで、細かく、食べやすく、飲み込みやすく、消化しやすくする。

食べる事と噛む事はワンセットだ。

 

歯のない動物たちは丸呑みできるけれど、歯のある動物たちは噛めなくなれば死んでしまう。

 

人間の場合は死ぬことはないけれど、食事の楽しみは確実に減る。

そしてもっと怖いことが起きる。

 

噛む力と脱メタボの関係

噛む力が弱くなると、食事に柔らかいものを選ぶようになる。

あまり噛まずに飲み込めるような物を。

 

うどんやラーメンなどの汁物。

カレーや親子丼などのご飯が柔らかい物。

ハンバーグなどのミンチ系も好まれる。

 

一口30回噛む事を推奨している身としては、コレを恐ろしいと思う。

 

柔らかい食事のリスク

噛む事が出来るのは、普段から噛んでいるから。

アゴの筋肉や、歯の丈夫さも関係してくる。

個別にトレーニングする箇所じゃないから、普段何を選んで食べているかで決まってくる。

アラフィフで固い食べ物を選べなくなるとどうなるか。

 

・噛む回数が少ないので食事時間が短い。だからメタボになる。

・噛む回数が少ないので満足度が低い。だからメタボになる。

 

この2点において解説する。

 

噛む回数が少ないので食事時間が短い。だからメタボになる。

噛まずに飲み込むのだから食事時間が短くなる。

ゆっくり食べることがしにくい。

歯ごたえのないものを口に入れておくのは苦痛だ。

 

固形物より液体のほうが血糖値の上昇が急になる。

固いものより柔らかいもののほうが上がりやすい。

 

血糖値の急上昇急下降に見舞われると体調を崩しやすくなる。

血糖値の急上昇急下降はさらなる糖質を求めるようになってしまう。

だから、噛む回数が少ないとメタボになるというわけ。

 

噛む回数が少ないので満足度が低い。だからメタボになる。

噛まずに飲み込むのだから満腹中枢が刺激されない。

すると、あ〜食べたなぁと思わないから多く食べることになりやすい。

つい、お腹が大きくなるまで食べてしまう。

 

噛む回数が少ないと脳への刺激が足りなくなる。

物足りなさはさらなる食事を求める。

量で不満な部分を埋めようとしてしまう。

 

だから、噛む回数が少ないとメタボになるというわけ。

 

なるべく固いものを選んで食べよう

ダメ出しばかりしても救いがない。

食事の仕方を書かれている本から抜粋。

なるべく選んで食べてほしい物は

・ナッツ類

・繊維質の多い野菜

・赤身の肉

・小魚

・海藻やキノコ

歯ごたえのあるものを選んで食べましょう。

 

出典:「医者が教える食事術」牧田善二

 

まとめ

・固いものを選んで食べないと噛む力はどんどん衰える。

・噛む力が衰えると食事が楽しくなくなる。

・柔らかいものばかり食べているとメタボになりやすい。

・歯ごたえのあるものを普段から選んで食べたほうが健康のためにもいい。

・噛む回数が少ないと脳への刺激が足りなくなって認知症に繋がっていく。

 

以上、噛む力が衰えてない?歯の話じゃなくて脱メタボの話

でした。