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ゼロカロリーは脱メタボに最高!けれど、そんな美味しい話あると思う?

すべての甘い物が人工甘味料に置き換わる事ができない理由

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糖の摂りすぎが問題。
だったら糖に代わるものがあればいいのでは?

代用品として現れたのが人工甘味料だ。
砂糖と同じ、いやそれ以上甘いのにカロリーゼロ!
どれだけ食べても飲んでもカロリーゼロ!

これを使う事によって、甘い物を好きなだけ、体重を気にしないで食べる事ができるようになる!!

そんな事があり得るの?と疑うのは健全な感覚なのかもしれない。
そんなに優れた夢のような甘味料ならば、全てのスイーツに使用されていて、人工甘味料使ってます!と堂々とうたわれるはずだ。

そうなっていないと言う事は、そう出来ない理由があるからだと伝えたい。
僕は人工甘味料否定派だけれど、完全には避けてはいないというポジション。

これはアラフィフの脱メタボの為のブログ
健康寿命を気にするあなたに効果的

人工甘味料って何者?

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人工甘味料とは、天然には存在せず、科学的な合成によって作り出された甘味料。
他の食品添加物と同じように使用される対象や使用量が規制されている食品添加物

つまり、自然界にはないのだけれど、みんなが欲しがるから作ってあげた。
使用量とか守れば安全だよとお墨付きをもらっているんだから文句言われる筋合いはないんだけど的な存在。

日本で認められている人工甘味料は、サッカリンスクラロースアスパルテームアセスルファムカリウムネオテーム、アドバンテームの6種類。

すべて、異なる化学合成で作られ、ダイエット飲料をはじめ、ガム、アイスクリーム、ヨーグルトなどに幅広く使われている。

砂糖と比べてどうなのか?
アスパルテームの甘さは砂糖の160~220倍。
急激に使用が広がるスクラロースは600倍。
最も新しいネオテームは約7000~1万3000倍。

つまり同じ甘さを求める場合、砂糖に比べて使用量が圧倒的に少なくて済む。
同じ質量ならカロリーは同程度だが、甘さの違いで少なくできるからローカロリー。

数字が小さいと無視していいよという消費者庁の御達しによりよりゼロカロリーとうたわれているが正確にはゼロではない。
といって気にするレベルでもない。

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人工甘味料は安全なのか危険なのか

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最初にはっきり言っておくと、人工甘味料食品添加物
様々な食品や飲み物に使われているし、広く普及している。

つまり表立って否定する材料は揃っていない。

否定論者は少数派。
まだ人工甘味料の歴史は浅いから、追跡調査も十分ではない。

われら脱メタボを掲げる民にとってはどうなのか?

人工甘味料にはブドウ糖が含まれないため、脂肪細胞に脂肪が溜まることはありません。また、摂取しても血糖値は上昇せず、インスリンの分泌を促しませんから、糖尿病の予防にもなるともいわれてきました

最初は確かに夢の食品添加物だった。
糖尿病患者であっても甘い物が食べられると。

ただ、後々色んな研究結果がでてきた。
一部抜粋。

人工甘味料の甘さが、ドーパミンなどの神経伝達物質や、神経の快楽中枢に影響し、中毒を招くことが分かってきました。2007年にフランスで行われた、マウスを使ったサッカリンの実験では、サッカリンはコカイン以上に中毒性が高いことが明らかになりました。

マウス実験では中毒を確認できている。

2013年の報告で、水の後にブドウ糖液を飲んだときより、スクラロースの後にブドウ糖液を飲んだときのほうが血糖値のピークが高くなり、インスリン分泌が20%高くなりました。また、2012年に米国糖尿病学会と米国心臓病協会が合同で出した声明では、『糖類を人工甘味料に替えることが、減量や血糖コントロールに有用とする科学的根拠は十分ではない』と述べています

人工甘味料に置き換えれば、ダイエットや糖質コントロールがしやすいという考え方は危険だと言っている。

人工甘味料には砂糖の約200倍から4万倍もの甘みがあります。日本ではあまり知られていませんが、これらを定期的に摂取すると、甘みに対する味覚が鈍ってしまい、“甘み中毒”になるリスクもあります。これは麻薬や覚せい剤、アルコールなどと同じ依存症です

糖質中毒におちいる危険性をもっていると言っている。

まとめ

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人工甘味料が悪だと断定することはできない。
・黒に近いグレーだと思う。
・若い人の短期のダイエットには向いているかも。お勧めはしなけど。
健康寿命を気にするアラフィフは避けたほうがいいと警告する。


以上、ゼロカロリーの飲み物は危険?脱メタボに有効じゃないの?
でした。

参考に製造法など

(1) アスパルテーム
 アスパラギン酸フェニルアラニンという二つのアミノ酸を結合させて製造されます。一部の工程に酵素を使用しながら、化学合成により製造されます。
 日本国内の大手食品メーカーが製造しているほか、輸入もされており、最近は中国産の製品も輸入されています。

(2) スクラロース
 砂糖に化学的な合成処理を行い、砂糖に塩素原子を3個加えて製造されます。
 日本国内で流通している製品は、大半がスクラロースを開発した英国企業系の輸入品です。

(3) アセスルファムK
 ジケテンという酢酸由来の物質と酸性洗浄剤などに利用されるスルファミン酸を反応させ、さらに無水硫酸を加えるなどの化学合成により製造されます。
 日本国内で流通している製品は、アセスルファムKを開発したドイツ企業系の輸入品が過半を占めています。最近は中国産の製品輸入が増えています。